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YouTubeで英語学習・リスニングできるYouglishとは?使い方を解説!

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英語学習に使える「YouGlish」がすごい!ので、ご紹介します。

「YouTubeで英語学習」というと、英語学習チャンネルに登録し、動画を観て勉強する…ということを思い浮かべる人が多いかもしれません。

でも、全く違う活用法があるんです!

新しい単語やフレーズを学んだ時に、「実際にどんな文で使われるのか、音声と字幕付きで例文を聞いてみたいな」と思ったことはありませんか?

「YouGlish」は、そんなわがままな願いを叶えてしまう、語学学習にとても役に立つサイトです。

この記事では、「YouGlish」を徹底的に解説します!

この記事を読むとわかること

  • YouGlishはどのようなサイトか
  • YouGlishの使い方
  • YouGlishで検索する時のポイント
  • YouGlishに対応している英語以外の言語

 

目次

YouGlishとは?

「YouGlish」とは、特定の単語やフレーズが話されている箇所を、YouTubeの動画の中からピックアップしてくれるサイトです。

サイトはこちらです→YouGlish

 

新しい単語やフレーズを学んだ時、こんなふうに思いませんか?

ゆめこ
実際にどのように発音されるか確認したい!

単語だけの発音なら、オンライン辞書で確かめられますが、自動生成の少し不自然な発音だったりすることがあります。

また、実際にナチュラルスピードの文の中で発音されたりすると少し違って聞こえたり、地域や人によっては違うアクセント(なまり)があったりします。

ゆめこ
それから、その単語やフレーズが、自然な会話の中で、どのような文脈で使われるかということも確認したいな。
クチン
そんな人には、「YouGlish」が役に立つと思うよ!

YouGlishでは、膨大なYouTubeの動画の中から、あなたが聞きたい単語やフレーズが話されている部分を見つけ出し、その部分を見せてくれるのです!

ポイント

YouGlishとは、膨大なYouTubeの動画の中から、あなたが聞きたい単語やフレーズが話されている部分ピックアップしてくれるサイト!

発音を確かめたり、例文を聞くことができます。

 

 

YouGlishの使い方

実際に見ていただくとわかりやすいので、画面を見ながら使い方をご説明しましょう。

サイトはこちらです→YouGlish

 

1. 検索の仕方

まず、①の検索窓に、聞きたい単語やフレーズを入力します。

次に、②の中から、どのようなアクセントの英語を聞きたいか選びましょう。

All…すべて

US…アメリカ

UK…イギリス

AUS…オーストラリア

です。

 

そうすると、検索結果が出ますが、もし出ない場合はキーボードの「GO」をタップしましょう。

 

2. 動画の見方

今回、"entrepreneur" (起業家)という単語を検索してみました。(この単語、発音が難しいですよね!)

こちらが検索結果です。

アメリカ英語を選んだら、7140件もの動画がヒットしました。

動画は、検索した単語やフレーズがある箇所から始まります。

なので、時々文の途中から始まることも。

画面上のボタン①〜⑤の説明をします。

①前の動画に戻る

この動画は、"3 out of 7140" (7140本のうちの3本目)なので、2本目に戻りたい時は、このボタンをタップします。

②5秒前に戻る

聞き逃してしまった時、始まりが文の途中なので文脈がよくわからない時など、5秒前に戻りたい時に便利。

③リロード

もう一度同じ箇所から始まります。

④プレイ / 一時停止

⑤次の動画に行く

どんどん次の動画を見ていくと、いろいろな人が発音するのを聞けるし、いろいろな例文を聞けます。

 

そして、このサイトの素晴らしいところは、⑥のところに字幕がついていることです!

しかも、検索した単語やフレーズがハイライトされていて、とても分かりやすいんです。

 

ゆめこ
使い方はめっちゃ簡単だね!
クチン
そうだニャ。

字幕もあるから、聞くだけじゃなくて自分でも真似して発音してみよう!

 

ポイント

①検索したい単語・フレーズを入力し、英語の種類を選ぶ

②画面上では、5秒前に戻ったり、前後の動画にすぐに移動できる

③字幕がつき、検索した単語・フレーズはハイライトされている

 

 

YouGlishの検索の仕方の注意とポイント

先ほどの"entrepreneur" のような名詞であれば、単数形(entrepreneur)と複数形(entrepreneurs)の違いがあるだけですが、動詞など形が変わる単語は、注意が必要です。

というのは、検索された単語の通りに話されているものしかヒットしないからです。

 

例えば、"learn one's lesson" (教訓を得る、失敗から学ぶ)というフレーズがあります。

これをそのまま検索すると、何もヒットしません。

というのは、実際に会話で使われる時は、"learn" という動詞が過去形(learned)になったり、「三単現のs」 がついた "learns" という形になったりします。

また、"one's" は所有格(「〜の」という意味の言葉)の総称なので、実際は "my" (私の)、"your" (あなたの)という言葉などが使われるからです。

 

なので、このようなフレーズを検索する場合、実際に文の中で使われる形で検索します

今回、"learned his lesson" で検索してみました。

46件ヒットしましたね。

他にも、"learn my lesson"、"learned her lesson" など形を変えてやってみると、様々な例文が聞けるでしょう。

 

ポイント

動詞は、過去形や現在進行形に変えたり、"one's" は所有格に変えるなど、実際の会話で使われる形で検索しましょう。

 

 

YouGlishは英語以外の言語もある!

「YouGlish」という名称から、なんとなく英語専用のサイトかと思ってしまいますが、他の言語にも対応しているんですよ。

「YouGlish」の横の "in English" というところをタップすると、他の言語が出てきます。

2019年11月現在、

英語
フランス語
スペイン語
イタリア語
ポルトガル語
ドイツ語
中国語

の7言語に対応しているようです。

試しにイタリア語を出してみたところ、同じように字幕もちゃんと出ましたよ。

これは、外国語学習者の強い味方になりそうですね!

 

 

まとめ

「この単語・フレーズがどのように発音されるのか、どのように使われるのか聞きたい」という要望にバッチリ答えてくれるYouGlish。

使い方は簡単なので、誰でもすぐに使いこなせます。

英語だけでなく他言語にも対応しているので、外国語学習者はどんどん使ってみましょう!




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