日本語で「空気を読む」とよく言いますが、英語では何と言うのでしょうか?
また、「空気が読めない」ことを日本語で「KY」と表現したりしますが、英語で「KY」は通じる?
英語で「KY」と言うと何か違う意味があるの?
ということをこの記事では解説します。
この記事を読むとわかること
- 英語で「空気を読む」は何というか
- 英語で「KY」とはどんな意味か
目次
英語で「空気を読む」「空気を読めない」は何という?
英語で
"Read the air!"
とか言ったりする?
いくら何でも直訳すぎるよね(笑)。
英語で「空気を読む」は"read the room" というから、
"Read the room!"
で「空気を読めよ!」だニャ。
何でだろう?
「部屋の中にいる人の感情をそれとなく読み取る」
っていうことからきているみたいだニャ。
例文
Read the room!
空気読めよ!
例文
He is really good at reading the room.
彼は空気を読むのが本当に得意だ。
例文
I feel like you should read the room.
あなた、空気を読んだほうがいいんじゃないかな。
例文
She doesn't know how to read the room.
彼女は空気が読めない。
ポイント
●空気を読む=read the room
「KY」は英語でどう言う意味?
一応「KY」の定義を引用してみたよ。
「空気が読めない」もしくは「空気読め」を略したもの。
ここで言う「空気」とはその場の雰囲気や暗黙の了解のことである。
人間集団においては、明文化されていない、あるいは言葉に出されなくとも、その場にいるメンバーが共通して持っているルールが存在し、それに反する行動を取ると反感を買うことになる。それが著しい場合や幾度も繰り返される場合、そのような暗黙のルールから外れる人を非難を込めて指す言葉が「KY」である。
出典:ニコニコ大百科
KYとは
●空気が読めない
●空気読め
●空気が読めない人
と言うことだニャ。
「あの人KYだから〜」とか言われちゃう。
英語で「KY」は通じると思う?
通じないでしょ〜!
でも、英語では全く別の意味になってしまう。
1. Kentucky(ケンタッキー州)
KY=Kentucky
だよ。
アメリカの各州には、郵便制度などで使われるアルファベット2文字の略号があるって知ってる?
Washington = WA
など、それぞれアルファベット2文字で表されるのだ。
で、Kentucky = KY
というわけニャ。
実際に "KY" って言うの?
書くだけ。
2. ラブローション
この商品は、ラブローション。
そこから、「ラブローション」という意味で使われるよ。
性行為の時に使う摩擦を減らすためのジェルだよ…ゴニョゴニョ。
現在では広くラブローションとして使われているニャ。
①ケンタッキー州で製造され始めた
②主要成分の頭文字
と言う説があるらしいけど、どちらも製造会社に否定されている。
謎なんだね…。
ポイント
英語での "KY" の意味
①Kentucky(ケンタッキー州の略称)
②ラブローション(KY jellyという商品名から)
「彼女はKYだ」を英語で言うと?
"read the room" を使って言えばいいのね?
いくつかの言い方があるニャ。
例文
She doesn't know how to read the room.
She is not good at reading the room.
She can't read the room.
彼女はKYだ。
まとめ
"read the room" というのだニャ。
ポイント
●空気を読む=read the room
こういう意味になるのだ。
ポイント
英語での "KY" の意味
①Kentucky(ケンタッキー州の略称)
②ラブローション(KY jellyという商品名から)
また遊びに来てね〜!