"guy" という単語は、単数形の "guy" という形でも、複数形 "guys" という形でもとてもよく使われます。
でも、実は単数形と複数形の場合で使い方がちょっと違うのをご存知ですか?
よく使われる例文とともに解説します。
★この記事を読むとわかること★
●単数形"guy" の意味と使い方
●複数形"guys" の意味と使い方
●"guys" は女性にも使えるか
目次
guyとguys
女の人もたくさんいるから、"guys" は使っちゃダメだよ!
でも、大勢の人に呼びかける時は女の人のことも含むんだニャ!
①単数形"guy"は「男」
単数形"guy"で使う時は、「男」という意味。
"man" よりもカジュアルな響きです。
当然ですが、女性には使いません。
Do you know that guy?(あの男、知ってる?) |
また、形容詞(funny「面白い」、nice「いい」など)をつけて、「〜なやつ」という意味でもよく使います。
Bob is a nice guy.(ボブはいいやつだ。) |
②呼びかけの"guys"=「みんな、あなたたち」男女を含む複数の人
冒頭に出てきたHi guys!(やあ、みんな!)のように、
男女を含む複数の人に呼びかける時は、
"guys"は「みんな」という意味です。
Thank you, guys.(みんな、ありがとう。) |
アメリカでよく使われています。
改まった場では、"Thank you, everyone." とか言う方がいいニャ。
③主語などの"you guys"=「あなたたち」男女を含む複数の人
じゃあ、"Are you hungry?" というのは、どういう意味かニャ?
でも、"you guys"ということで、「あなたたち」と複数であることを明確にできるのだニャ〜!
Are you guys hungry?(君たち、お腹空いてる?)
You guys are awesome!(君たち最高!) I missed you guys!(あんたたちに会えなくて寂しかったよー!) |
★ちょこっと補足★
「あなたたち」を表す言葉は、国や地方によって違う言葉が使われます。
アメリカ南部の人は、"y'all"(ュオール)とよく言います。"you all" の省略形ですね。映画などの設定が南部だと、たくさん出てきますよ。
他にも、省略せずに"you all"と言ったり、 、"you lot" (イギリス)なども使われます。
また、状況によっても変わります。
集団が女の子ばかりだったら、"you girls"、大人の女性ばかりだったら "you ladies" などと言えますね。
重要ポイントまとめ
★ポイント★
①単数形"guy" → 名詞「男、〜なやつ」(女性には使わない)
②複数形"guys" → 呼びかけ「みんな、あなたたち」(女性を含む集団に使える)
③"you guys" → 「あなたたち」(女性を含む集団に使える)
今日の暗記例文
また下の例文を20回ずつ声に出して読むのだニャ。
英会話はスポーツ。
たくさん声に出して読んで、口の周りの筋肉を鍛えるのだニャ!
① Do you know that guy?
② He is a nice guy.
③ Thank you, guys.
④ Are you guys hungry?
練習問題
問題
①じゃあね、みんな。
Bye, ( ).
②あそこの男だれ?
Who is that ( ) over there?
③みんな、泳ぎに行きたい?
( )( )( ) want to go swimming?
④みんな大好きー!
I love ( )( )!
⑤彼は面白いやつだよ。
He is a ( )( ).
⑥君たち、どこ出身?
Where ( )( )( ) from?
⑦君たち、何が食べたい?
→文全体を英語に訳してください。( )
答え
①じゃあね、みんな。
Bye, ( guys ).
②あそこの男だれ?
Who is that ( guy ) over there?
③みんな、泳ぎに行きたい?
( Do )( you )( guys ) want to go swimming?
④みんな大好きー!
I love ( you )( guys )!
⑤彼は面白いやつだよ。
He is a ( funny )( guy ).
⑥君たち、どこ出身?
Where ( are )( you )( guys ) from?
⑦君たち、何が食べたい?
→文全体を英語に訳してください。( What do you guys want to eat? )
たくさん使って使ってニャー!